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道路上 ひし形マーク 標識 意味

自動車を運転していると、道路上に白線でひし形のマークが標示されているのを頻繁に見かけるはずです。

運転免許を取得したばかりの方は、運転免許試験合格のため最近まで学習していたので覚えていると思われます。

運転免許保有歴の長いベテランドライバーの方や前回の運転免許更新から時間が経っている方は、もしかすると忘れかけている方もいらっしゃるかもしれません。

 

ひし形マークにはどんな意味があるのか

このひし形マークは、信号機のない横断歩道の手前に標示されているものです。

前方に横断歩道、又は自転車横断帯があることを意味しています。

このひし形マークにより、前方に信号機のない横断歩道、又は自転車横断帯があることをドライバーに促しています。

ドライバーはひし形マークを認識したら、前方に信号機のない横断歩道があり、横断をする歩行者がいる可能性があることを予測しておきましょう。

 

ひし形マークが設置されている場合の義務

ひし形マークの標示は、一般的に横断歩道等の手前50メートルに1つ目、30メートル手前に2つ目が設置されています。

ドライバーは、前方の横断歩道等を横断し、又は横断しようとする歩行者等がいるときは、横断歩道等の手前で一時停止し、歩行者等の通行を妨げてはなりません。

横断中の歩行者等だけではなく、これから横断をしようとする歩行者等がいる場合も一時停止をする必要があります。

歩行者等が横断するのか、ただ立っているのか判断できない場合は、横断歩道等の直前で停止できるような速度で走行します。

 

横断歩道等の手前での追い越しや追い抜きについて

車両等は、横断歩道等の手前30メートル以内では、追い越し・追い抜きは禁止されています。

また横断歩道等やその手前で一時停止している車両等がある場合、停車している車の前に出る時は、側方通過前に一時停止をしなければなりません。

 

最後に

以前テレビのニュースで、道路上にあるひし形マークの意味について理解しているかアンケートを実施した結果、分からないと回答した方が多くいらっしゃることが取り上げられていました。

ドライバーはひし形マークを認識し、信号機のない横断歩道に近づく際は、歩行者や自転車など周囲の状況に注意をする必要があります。

横断する歩行者や自転車がいた場合は、横断歩道等の手前で停止できるよう安全な運転を心がけましょう。

 

あわせてご参照ください。

参考:夜間、赤色や黄色の点滅信号機がある交差点へ車で進入する時は要注意

参考:知ってた?右向きの青色矢印信号機のもう一つのルール・意味

 

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