軽自動車の新車購入に伴う諸費用

軽自動車の新車購入をする際、車両本体価格の他、カーナビゲーションやドアバイザーといったオプション代金に加え、様々な税金や諸費用が発生します。

新車の購入を検討している方は、これからご紹介する税金や諸費用が発生することを把握しておきましょう。

黄色ナンバー（自家用）の軽自動車を想定してご紹介していきます。あわせて商談時にもらう見積書や契約時の新車注文書のどの箇所に金額の記載があるかも紹介します。

 

環境性能割

軽自動車の燃費性能等に応じて軽自動車の登録手続き時に支払う税金です。

算出した取得価額に税率を掛けることで税額が決まります。

自家用黄色ナンバーの場合、税率は軽自動車の燃費性能等に応じて、非課税・１％・２％の３段階の設定があります。

主に見積書や新車注文書の「税金」の箇所に金額の記載があります。

 

重量税

新車の車検証の有効期間は３年間です。

登録手続き時に３年分の重量税を支払います。

主に見積書や新車注文書の「税金」の箇所に金額の記載があります。

 

自賠責保険料

自賠責保険は、自動車損害賠償保障法により加入が義務付けられている保険です。

新車の車検証の有効期間は３年間となります。

この間３年分の保険料を支払います。

登録手続き時に自賠責保険証明書を軽自動車検査協会へ提示する必要があります。

提示をしなければ車検証やナンバープレートを交付してもらうことはできず、自賠責保険への加入は必ず必要となります。

自賠責保険でカバーすることのできない部分の補償は、任意保険に加入し補うことになります。

主に見積書や新車注文書の「保険料」の箇所に金額の記載があります。

 

自動車リサイクル料

新車購入の際、自動車リサイクル料金を支払う必要があります。

販売店で商談を行った際の見積書や注文書の「リサイクル資金管理料金」・「リサイクル預託金額」の箇所に料金の記載があります。

軽自動車を新車で購入する場合、新車販売店を通して、自動車リサイクル料金を負担する前払い制度が採用されています。

自動車リサイクル料金を新車購入時に負担した証明として、リサイクル券が交付されます。

自動車リサイクル料金は、廃車する自動車の解体・破砕をした際のシュレッダーダスト、エアバック、フロン類のリサイクル処理のための費用として使われます。

 

検査法定手数料

検査法定手数料が１５００円かかります。

主に見積書や新車注文書の「登録」や「検査」といった箇所に金額の記載があります。

 

ナンバープレート代金

ナンバープレート代金は前面と後面の２枚１組で１５００円～１７００円程です。

代金は都道府県により異なります。

４桁の数字部分を自由に選べる希望ナンバーにする場合、ナンバープレート代金は前面と後面の２枚１組で４０００円前後となります。

希望ナンバーの代金も都道府県により異なります。

主に見積書や新車注文書の「登録」や「検査」といった箇所に金額の記載があります。

 

保管場所標章の交付手数料

軽自動車を購入した方が警察署への保管場所届出が必要となる地域にお住まいの場合、保管場所標章と呼ばれる車に貼り付ける標章の交付手数料を警察署へ支払います。

交付手数料は都道府県により異なり、５００円～６００円程の手数料が必要です。

見積書や新車注文書の「車庫証明」の箇所に金額が記載されています。

 

登録手続き代行料・保管場所届出代行料

軽自動車を新車購入した際、車検証やナンバープレートを交付してもらうための登録手続きや警察署への保管場所届出手続きは、販売店にまかせるケースがほとんどであるはずです。

登録手続きや保管場所届出手続きを代行してもらうための料金となります。

主に見積書や新車注文書の「手続代行費用」の箇所に金額の記載があります。

 

納車費用（陸送費用）

県外などの遠方の販売店から新車を購入する際に発生する陸送費用のことです。

 

関連記事：軽自動車の新車購入時の必要書類

 

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